芽ひじきと長ひじき

ひじきは陸上の植物でいうと、茎(幹)の部分から芽(枝葉)が出ているような状態で生息しています。これが、加工の工程で芽が茎からとれてしまいます。こうして分かれた芽の部分が『芽ひじき』(米、小芽、姫とも呼ばれる)で、茎の部分が『長ひじき』(茎、糸とも呼ばれる)となります。
両者は形状や食感に多少の違いがありますが、お好みや料理に応じて使い分けていただければ良いと思います。
『芽ひじき』と『長ひじき』
ひじきは下図のような形で磯に生息しています。
蒸し上げて乾燥すると茎と葉の部分が離れます。
葉の部分が『芽ひじき』(Sひじき、米ひじき、姫ひじき等)
茎の部分が『長ひじき』(Lひじき、糸ひじき等)
茎が折れて短くなったものが『中長ひじき』(Mひじき、中荒ひじき等)
と、なります。